脳波検査|脳波を電極を利用して増幅し、波の波形を診ることで病気の有無を探る

脳波検査とは

脳波検査とは、脳の情報伝達のシステムを脳を傷つけないで捉えることによって、脳を切開しない状態でも脳の病気の異常がわかる数少ない検査です。

脳は、常に一定の電波を心臓と同様に発しており、その流れを電極を利用して増幅し、波の波形を診ることで病気の有無を探る検査になります。

検査に必要なのは、安静状態で脳に電極を付けて、脳波のうちのδ波(デルタ波)、θ波(シータ波)、α波(アルファ波)、β波(ベータ波)の4種類の波のバランスを見て測定します。

安静時に、デルタ波、シータ波が出ている時は、休んでいるにもかかわらず脳が興奮していることを指しますので、てんかんと言った脳の過剰な興奮、脳腫瘍、脳挫傷といった脳の機能が低下するといった病気が疑われます。

これは、あくまで波形の検査ですので、波形の測定後実際にCTやMRIといった画像検診で、脳に損傷がない場合は、てんかんの症状が高いのです。

また、最近では睡眠の測定にも使用されます。重度の睡眠障害の場合には、自分の睡眠の質が非常に重要なポイントなります。

つまり、睡眠の原因が無呼吸が原因なのか、ストレスによる過敏症状なのか、他の病気によるものなのかも判定することが可能なのです。

最近では、睡眠外来にもこうした検査の手法が使用されることが多いので、手軽に不眠症で睡眠薬の効果がない場合には、睡眠外来で検査をすることが可能です。

また、脳波検査はてんかんの症状が他の脳の疾患の治療で使用している精神薬が原因で発生することも知られています。

精神科に行って薬の副作用であるものかも判断することが可能です。

脳波の検査で注意すべき点は、基本的に安静にして治療を受けることと日常生活の問診が重要なポイントになるので、気づいた部分をしっかりをメモすることです。

環境が変わって寝付きが悪い事がありますので、不眠症で治療を行う場合はこうした要因があることを伝えることが大切になります。参考になれば幸いです。